小規模サイトをオープンソースCMSで構築
一般的にオープンソースCMSというと、高機能で比較的大規模なサイトが構築できるCMSが多いですが、一般的な企業のウェブサイトや個人サイトを構築する際には、逆に高機能すぎて管理画面が難しいなどのデメリットがあるかと思います。
実際にXoopsやJoomla!などで10ページ未満のサイトを構築するとなると、そこまで機能は必要ないような感じです。まぁ、不要な機能は使わなければ良いだけですが…。一番の問題は、サイトを管理するためにCMSの基本的な操作を覚えなければいけないことです。高機能なCMSになればなるほど、その傾向が強くなります。
一般企業サイトの比較的小規模向けのオープンソースCMSと言うと、Wordpressが結構使われていますが、やはりブログ向けの作りになっています。また、国産の「SOY CMS」も小規模サイトに向いているかもしれませんが、まだまだ開発段階の感じがして、実用に踏み切るにはちょっと躊躇してしまいます。
そこでオススメなのが、「Silverstripe」という海外のオープンソースCMSです。残念ながら日本語版は今のところありませんが、日本語サイトは構築できます。文字コードにUTF-8を採用しているため日本語を扱うことができます。
Silverstripeの全体的な印象
企業または小規模サイト向けのオープンソースCMSで、機能はシンプルですが、しっかりとした作りで安心感があります。比較的新しいオープンソースCMSで、今後どんどん開発が進められていくと思います。
シンプルな管理画面
管理画面は比較的シンプルな作りで、直感的にページの追加や編集をすることができます。Windowsを扱っているような感覚といった感じでしょうか。管理画面の左側に、サイト全体のディレクトリ構造が表示され、順番の入替えもドラッグ&ドロップが可能です。適度にAjaxが使われていて、非常に使いやすいと思います。

ページ編集は、一般的なオープンソースCMSと同じく、エディタが付いていてブログ感覚で編集操作ができます。また、各ページに対して、個別にページタイトル、メタタグ、ディレクトリ名(英語)、アクセス制限などが設定でき、SEO対策にも対応しています。
一番優れていると思った機能は、フォームが簡単に作れる点です。テキストエリア、ラジオボタン、チェックボックスはもちろん、添付ファイルも簡単に付けることができ、項目の順番入替えもドラッグ&ドロップが可能。フォーム操作がここまで簡単にできるオープンソースCMSは、凄いです。プラグインなどであったりしても設定が面倒だったりするので、他のオープンソースCMSも是非導入して欲しい点です。
必要十分な機能追加モジュール
その他の機能として、アクセス解析、コメント管理、ニュースレターなどがデフォルト機能でついています。公式モジュールに、ブログ、フォーラム、ショッピング(Eコマース)、ギャラリーなどが用意されているので、ある程度のサイトも構築可能です。
テンプレートでのデザイン管理
プログラム部分とデザイン部分のテーマが分かれて、デザインのカスタマイズが容易です。CSSでのデザインができる人なら問題ないでしょう。公式サイトでデザインテンプレートが紹介されているので、デザインを修正できない人は、ここから好きなものをダウンロードして使うのが良いでしょう。
Silverstripeの動作環境
PHP 5.2.0 以上MySQL 4.1 以上


