オープンソースCMS「SOY CMS」の実力は?
京大発ベンチャー、日本情報化農業研究所が、独自のオープンソースCMS「SOY CMS」の正式版を3月17日にリリースしました。リリース当初は、データベースにSQLiteを使用するバージョンのみでしたが、対応サーバーが少ないことからMySQLバージョンもリリースされています。このような一般的な環境というのは、オープンソースCMSの普及には、必要不可欠ではないでしょうか?
さて、SOY CMSは、どのようなオープンソースCMSなのでしょうか?実際に、公式サイトをみてみたのですが、何か物足りない感があります。まずは、直感的にCMSを見てみたい!と思うのですが、一番重要なデモサイトが見れない!文章での解説はありますが、実際の動作を試せないのはオープンソースCMSとして致命的ではないでしょうか?
また、SOY CMSの動作環境がPHP5.20以降というのも、少し気になります。最近のサーバはPHP5に対応しつつありますが、やはりPHP4にも対応できた方がサーバを選ばず気軽に導入できるはずです。CMSを選定する際の条件として、対応サーバがある事も重要な要素です。
今後は、機能拡張のプラグインがどれだけ開発されリリースされるかわかりませんが、現段階では、一般サイト構築向けのオープンソースCMSと言えるでしょう。中小企業のウェブサイトをCMS化して、管理を容易にする程度の使い方に向いていますが、ポータルサイトなどの大規模サイトには不向きです。
SOY CMSの主な特徴・機能
一般、ブログ向け
デザイン自由で変更が容易
SOY CMSの特徴として、コンテンツとデザインきっちり分離していて、デザインが自由。HTMLのタグの中に印をつけるだけで、テンプレートが作れるので、既存のウェブサイトをこのSOY CMSでCMS化するのも容易。他のオープンソースCMSは、やはりPHPなどの知識がないと難しい点も多くありますが、SOY CMSは、HTMLの知識さえあれば、基本的にはデザインは自由に変更できます。
ブログ機能が標準搭載
また、サイト内にブログをいくつでも制作可能で、フィード配信、コメント受信、トラックバックの機能もあります。使い方しだいでは、企業サイトの新着情報のページなどにも使えます。
管理画面がシンプル
シンプルな作りなので、HTMLなどの知識がない人でも、PCが使えれば問題なく記事の管理などはできると思います。ファイルマネージャーなどの機能もあり、FTPでファイルをアップロードする必要もありません。
SOY CMSの動作環境
PHP 4.3.0 以上
SQLite2以上 または MySQL(バージョン不明)
mod_rewriteが有効であること
.htaccessが使用できること
関連サイト
- SOY CMS 公式サイト http://www.soycms.net

