Joomla!最新バージョン1.5.x系の安定版がリリース
Joomla!の最新バージョン1.5の安定版がリリースされたようです。Joomla!1.5.x系は、全世界共通のコアパッケージをインストールし、ランゲージパックをインストールするだけで43の言語全てでのサイト運営が可能となります。もちろん、日本語もランゲージパックをインストールするだけで日本で表示されるようになりす。Joomla! 1.0.xJPのように、各言語専用パッケージをインストールする必要がなくなりました。
さて、一番気になる1.0.x系と1.5系の違いですが、自分のPCのローカル環境でインストールしてみましたので、Joomla!1.0.xJP系と1.5系を比較してみたいと思います。

Joomla!1.0.x系と1.5系の比較
インストール編
まずインストーラが新しくなっていて、更に分かり易くなっています。左側にステップが記載されていて、今どの段階にいるのかが分かるようになっています。Joomla!のGUIは、他のオープンソースCMSと比較すると非常にきれいに作られていて完成度が高いのですが、1.5.x系では更にきれいに整理されています。初心者でも簡単にインストールできそうな感じです。

管理編
管理画面のインターフェースが改善され使い勝手がよくなり、設定項目数が1.0.x系では少し多すぎて分かりにくい部分があったのですが、1.5.x系では多くの点で設定項目が整理されシンプルになっています。全体的に複雑だった管理機能をシンプルにし、より分かり易く管理しやすい設計になっています。

主な改善点
エクステンション等インストーラーが一に統合
以前は、モジュール、コンポーネント、マンボットなど別々になっていたのですが、新バージョンでは一つに統合されより簡単になりました。言語ファイルも同じインストーラーからインストール可能。
記事作成ページの簡素化
画面上に2つの編集画面(本文と追記)があったものが1つになり、1つの編集画面内で追記を作成可能。
記事作成時に画像が直接アップロード可能
これは非常に使い勝手が良い機能です。記事を作成している途中でも、自分のPCにある画像をアップロードが可能。
メニュー管理の簡素化
以前は設定項目が多く、何段階も渡ってそれぞれ設定していたのですが、メニューの種類など変更がシンプル&容易になり、使い勝手が向上。
SEOに対応したURL設定が可能
Joomla!1.0.xJP系のデフォルトのURLだと以下のようになっていて、
index.php?option=com_content&task=section&id=7&Itemid=29
動的サイトのプログラムで書き出されたURLは
SEO面でインデックスされにくいといった欠点がありました。
一応、1.0.xJP系でもSEF設定で以下のように変換はできました。
content/section/7/29/
しかし、番号で構成され分かりにくく、SEO的にも今ひとつです。
1.5系では進化して
index.php/news-feeds.html
のようにページに名前が生成され、静的に書き出されたページのようなURLになり、
よりSEF(サーチエンジンフレンドリー)になりました。
Joomla!バージョン1.5.xの全体の印象
Joomla!の新しいバージョン1.5.xは、世界的な広がりを見据えて設計されている印象を受けました。大きなポイントとなっているのが、コアパッケージが全世界共通という所で、拡張性、ユーザビリティ、そして国際化の面で急成長していく事が予想されます。各ページの設定項目に、言語選択ができるなど、多言語対応の機能がみられます。管理ページは、より洗練されたインターフェースになり、1.0.x系にあった複雑すぎた設定項目をよりシンプルにして、使い勝手を向上させています。
製作者の立場でのデザイン・開発のしやすさなどは、後ほど報告します。
Joomla!1.5.x動作環境
使用言語:PHP 4.3 またはそれ以上
データベース:MySQL 3.23 or up


